この映画について
監督・脚本を務めるのは、人気バンド「Belle and Sebastian」のスチュアート・マードック。彼らが2009年に発売したソロアルバムについて、自ら映画化したミュージカル作品となっています。
見どころ
この作品で主人公となるのは、拒食症に苦しむ入院中のひとりの少女。ひょんなことから音楽活動をはじめ、恋や友情を知っていくお話しです。ライブハウスで出会ったジェームズとの関係はもちろんですが、ジェームズが全編を通してポップかつファッショナブルに話す語り口にも注目です。もちろん、70年代を思わせる音楽やファッションも必見です。
ちょっとネタバレ
舞台は、スコットランド南西部に位置する大都市グラスゴー。主人公である少女イヴは、拒食症の治療のために入院し、たった一人でピアノに向かい作曲をする日々を過ごしています。そんなある日、病院を抜け出して街へ飛び出し、ライブハウスに行くイヴ。そこで彼女は、アコースティックギターを演奏していた青年・ジェームズと、ジェームズとともに音楽活動をしているキャシーと知り合います。その後三人で音楽活動に乗り出して、そのまま音楽と青春、そして友情を謳歌するはずだったのですが……。
出演しているエミリー・ブラウニングについて
「ポンペイ」という作品で有名になった女優さん。今回は難しい役どころをとても丁寧に演じています。